アンプ内蔵型ギター『ZO-3』のエフェクター内蔵型!
アンプ内蔵で持ち運びしやすいコンパクトギターの代名詞と言ったら『ZO-3』!
そんな『ZO-3』のエフェクター内蔵型の多機能バージョン『DIGI-ZO HYPER』が思った以上に面白かったので今回は紹介したいと思います。
ZO-3っていったい何?
ZO-3はFERNANDESから出しているアンプ内蔵ギターです。
通常のギターとは違いショートスケールでかなり小さく作られています。
9Vの電池一本で動くので路上パフォーマンスや宴会などでも使えると熱狂的なファンも多いギターです。
アーティストのコラボモデルやアニメキャラクターや企業などの限定モデルも販売しているので種類も多くてコレクションにもおススメです。
ちなみ『ZO-3』の名前の理由は像の鼻から顔に似ているデザインだからゾーサンになったようです!
名前はとっても可愛いですね!笑
高性能のエフェクターを内蔵した凄いやつ!
通常のZO-3の場合はエフェクターが内蔵していないので音色を変化させることは出来ません。
やっぱりエレキギターですからカッコいい歪の効いたディストーションやオーバードライブや綺麗な音のコーラス、音を繰り返すディレイなどの音の変化があったほうが弾いてて面白いです!
他の人に練習した曲を聞かせる時に曲を弾いても通常のクリーンの音だと何の曲だ?と思われてしまうかもしれません・・・
この『DIGI-ZO HYPER』は音を変化させるエフェクターが本体に内蔵されているのです!!
しかもエフェクターで有名な『DEGITECH(デジテック)』との共同開発なのでかなり高性能で馬鹿に出来ない仕様になっています。
音質もクリアで、歪もしっかりと効いています!
しかもアンプの音を再現したアンプシュミレーターまで内蔵しているので、マーシャルやJC2000から出したような音も出すことが可能です。
プリセットで40のプリセットがあるんですが、メモリー機能で独自に設定を変更して保存することも可能です。
例えばディストーションにディレイやリバーブなどをかける事も可能ですし、複数のエフェクト同士を同時かけて調整することも出来ます。
あと驚いたのはワウなんかも内蔵されているのでカッティングでファンク調なんかのフレーズも弾けちゃいます。
※別売りのペダルを使うとワウをもっと自由に弾けます。
ツマミの数も少なくて直観で操作できるで説明書を読まなくても遊んでたら操作出来ちゃう位シンプルな操作性です!
面倒なチューニングも本体のみで出来るので、これ一本でテレビ見ながら気軽に弾けちゃいます。
チューニングのやり方は簡単!
チューナーの起動はエフェクトの切り替えに使用するUP/DOWNの上下の二つのボタンを一緒に長押しを2秒間でチューナーが起動!
チューニングの際は通常のチューナーとは逆方向に動くので最初は戸惑うかも・・・
リズムマシーンも内蔵!
正直これには驚きましたが、リズムマシーンも内蔵しているんです!
基本的な8ビートから裏打ちのビートはもちろん、ジャズ系のシャッフルビートなんかも内蔵してます。
リズムパターンは30のプリセットが内蔵されているのでよく使われる定番のフレーズは殆ど収録されていますね!
ギターを家で練習してるときってギターソロやバッキングのフレーズが弾けるようになっても意外とリズムに合わせられてない!ってことも多いんですよね・・・
かといってメトロノームのピッ、ピッって音じゃ味気なくて!笑
そんな時にはめちゃくちゃ使えますし、作曲していて曲のアイデアが思いついたときにすぐに形にしやすいです!
BPMなんかもツマミで簡単に変化させることも出来るのでドラムパターンを流しながら適当に弾いてたら曲がすぐに出来ますよー!!
作曲のネタ作りには本当に気軽に使いやすいのも良いですね!
いちいちギターを準備して、エフェクターの電源入れて、ドラムマシーンのドラムを組んで『さあ作曲するぞ!』っていう手間がかなり短縮できます!
ヘッドフォン端子で練習もしやすい!
アンプに繋いだり、内蔵のスピーカーから音を出すことも可能ですが、このギターはヘッドフォンの端子も搭載しています。
正直、スピーカーからの音は少しデカいです!笑
自分は集合住宅に住んでいるので、ヴォリュームを限界まで下げて音を出していますがそれでも深夜にギターを弾くのは怖いレベルです!笑
ですので、このヘッドフォンの端子はかなりありがたかった部分の一つでもあります。
専用ACアダプターでも駆動可能!
今回の『DIGI-ZO HYPER』も『ZO-3』同様に9V一本でも駆動可能です。
ただ、購入時に付いてくるACアダプターでも動作します!
このACアダプターが結構配線が長く作られているので、部屋の中で配線を気にしながら窮屈になることはないです!
こうゆう小さな箇所にも気配りがされているもニクいです・・・笑
現在は廃盤モデル
残念ながらこのモデルは廃番モデルで現在は生産されいません・・・
ちなみに自分の購入したモデルは2006年に限定のマットブラックカラーで発売した『2006MBS』というタイプのモデルです。
ヤフオクとかでもたまーに出品があったりするんですが結構プレミアの価格がついていますね!
リサイクルショップや楽器屋で中古で販売していたらラッキーかもしれませんね!
現在だと数本ですが楽天やamazonでも一応中古が販売しているようです!
『HYPER』より進化した『ULTIMA』とういモデルも販売しているのでこっちで検討するのもありかも!!
初心者におススメの一本!
正直、ギターを買ってアンプを買ってエフェクターを買ってっていう値段を考えるとこの『DIGI-ZO HYPER』を一本買った方が遊べると思います!
『趣味でギターを始めたい!』っていう人だと特にこのギターはおススメなんじゃないかな!
ギターを趣味で初めて飽きる原因って人それぞれあるけど、練習がつまらなかったり、好きな曲のギターの音が出せなかったり、ギターだけの音で練習をしてたりして飽きる事が多いようです!
でもこれならテレビを見ながら気軽に出来るし、ベッドの横に置いてあったら寝ながらジャーンと音を出すのもきっと習慣になって楽しくなるんじゃないかと思います。
自分もこのDIGI-ZO HYPERが無かったら毎日はギターに触らなかったんじゃないかな・・・と思いますしね!笑
まとめ
自分はギターは上手くないけど、なんだかんで趣味として3年以上続いています。
飽きずに続いた要因は何かなぁ・・・?と考えると多分この『DIGI-ZO』があったお陰なんじゃないかなと考えています!
好きな曲のコピーをしたり、楽譜を買ってきて寝る前とかテレビ見ながら気軽に弾けるというこのサイズ感と多機能な機能性で難しいフレーズで弾けないときの挫折感を忘れさせてくれたのかも!
現在ギターを弾いているバンドマンの人も、これから始めようかなと考えている人もこんな変なギターがあるんだよーってこの記事を参考にしてもらって音楽を楽しんでもらえればと思います!