大槻ケンジの『ロッキンホース・バレリーナ』はやっぱり名作だと思う!

スポンサーリンク

 大人になって読むとまた違う目線になりますね・・・

f:id:Naru1829:20160509105911j:plain

 

大槻ケンジの小説『ロッキンホース・バレリーナ』

この小説は2007年に発売された小説なので今さら感想を書く人もいないと思いますが・・・

 

この小説はロックバンド『筋肉少女隊』のボーカルである『大槻ケンジ』が書いた若いバンドマンを描いた青春物の小説です。

 

あらすじ

十八歳で夏でバカだった!!
パンクバンド「野原」のメンバー、耕助、ザジ、バンはマネージャーの得山に連れられライブツアーへ出かける。
耕助は全国を巡る中で、自分たちのファンになった女の子を食いまくる予定だったが、東京を目指す途中に謎のゴスロリ少女・七曲町子と出会ってしまう。
無理やり車に乗り込んでくる町子。いったいなぜそんなことをするのかと聞くと、「ビジュアル系バンドのボーカルに抱かれに行く」と答えるのだった。
耕助のトラウマ、町子の秘密、ライブツアーの行方、そして新たな恋!?

  

10代の時の感想

自分は10代の時にバンドをやっていて、一緒にバンドをやっていたメンバーに勧められて読んだのがきっかけだったんです。

 

当時読んだときは、自分と物語に出てくる主人公たちが立場や年齢が近いこともあり、主人公の『耕助』に共感出来る部分もとても多かったのを覚えています。

 

売れないバンドマンで誰よりもバカをやって将来も考えないどうしようもない自分の姿を書いているようで、読み終わると何とも言えない不安や葛藤に襲われました・・・

 

でもやるしかない!って答えを後押しする勇気をもらえます!

 

自分もいつかは有名になって何かをしたい!っていう10代特有の気持ちをうまく描かれていると今でも思います。

 

作品に出てくるメンバーもどうしようもない奴らで『アル中』『筋肉バカ』『借金まみれのマネージャー』とかで!笑

 

でも全員が本当にまっすぐなんですよね!

 

10代の『何かをしたい!』って人には一度読んでもらいたいです!

 

 

20代後半になって読んだ感想

 

不思議な物で、10年後の今になって読み直すと全然違う感想になるんです!

 

この作品の中で『得さん』って主人公たちのバンドを全国のツアーへ連れ出す30代の借金まみれのマネージャーがいるんです。

 

このマネージャーは、自分では叶えられなかった夢を『耕助』達に託すんですが、人生をかけたギリギリの状態で!笑

 

20代になって読むと主人公が『耕助』ではなくて『得さん』に変わって見えるんですよね!

 

夢だけじゃ人生はやっていけないのは分かってるんだけど、これが最後の悪あがきなんだよ!って感じに胸が痛くなります・・・

 

最後まで読むと分かるんですが、大人になった時の『夢と現実の丁度いい距離感』みたいなのが上手く書いてあって20~30代の人は良い答えが見つかると思います。

 

まとめ

この小説は自分にとっては何回も永遠に読み続ける小説だったので紹介をしてみました。

 

10代特有の悩みを持っている人も、20~30代になってどうしても心の中には諦められない夢がある人も一度読んでみるとそれぞれの答えが見つかってスッキリすると思います。

 

凄い古い小説だからブックオフとか古本屋なら100円とかで売ってると思いますよ!!笑