スニーカーをこよなく愛している愛好家は老若男女問わずたくさんいます。
最近では『スニーカー戦国時代!』と言われるほどスニーカーにブームが再来しています。
自分はスニーカーを80足程保有しているのですが、中には古いビンテージの物も多数あります。
そんなビンテージスニーカーを保有している方ならば分かると思いますが、『スニーカーの死』とも言える加水分解などの劣化・・・
今回は劣化の中でもまだ延命が可能な『インソールの劣化』を修復していきましょう!
スニーカーのインソールの劣化を修復してみよう!
スニーカーの劣化には多数の形態があります。
ソールの加水分解やアッパーのひび割れ、ソールの減りなどなど・・・
ソールなどが加水分解をしてしまうと個人で修復するには非常に困難ですが、インソールの修復ならば自分でも行う事が可能です。
今回修復を行うスニーカーは『NIKE VANDAL HIGH SUPREME』の青×銀のモデルです。
『VANDAL HIGH SUPREME』は最近でも復刻盤は登場していますが、同じ青い色でもナイキのロゴが白色になっているモデルですので、やはり青×銀モデルの方が個人的にカッコいいカラーリングですね!
2002年に発売した16年前のモデルですので久しぶりに履いてみたらインソールの合皮がボロボロと剥がれてしまう劣化が発生していました・・・
では履けるようにインソールのボロボロを修復をしていきたいと思います!!
インソールを修復するために用意した物は!?
今回修復の最終目的は『再び購入当時のように着用出来るようにする事』を目標にしたいと思います。
まず用意したものは以下のアイテムです。
- アイロン接着の補修布『薄地ストレッチ用』
- アイロン
- 当て布
補修布は多数の販売していますが、シール用のタイプだ接着が少し弱いのでスニーカーのように脱ぎ履きする場所ではすぐに剥がれてしまいます。
ですので以下のようなアイロン用のタイプで尚且つストレッチタイプの方が理想的ですね!
この補修布はAmazonや楽天でも購入可能ですが、急いでいる方はユザワヤなどの手芸店も販売しています。
補修布をインソールに合わせてカットしていこう!
まず初めに補修布をカットしていきますが、今回はハイカットのモデルですので、アキレス腱が当たる当たりを中心にリペアしていきます。
トップの部分に当て布のリペアが見えてしまうと結構ダサいので見えない部分で直接足に当たる部分をサイズに合わせてカットします。
あらかじめアイロンを当てやすいようにシューレースを外して広げられるようにしてから作業をしましょう!
アイロンを当てて接着をしていこう!
カットが完了したら後は簡単な作業です!
アイロンを当てて補修布をインソールに密着させていきます。
場所がアイロンを当てにくい場所ですので何回かに分けて端から順番に密着をさせていきましょう!
するとこのような仕上がりになります!
修復後に一日着用してみると・・・
修復が完了してから一日着用していみましたが、問題なく脱ぎ履きが可能になっています。
ストレッチ素材で補修をしたので、剥がれる事や布地が敗れる事もありませんので修復は成功と言えるのではないでしょうか!?
ビンテージスニーカーは手がかかるけど可愛いヤツ!
スニーカーは履かないと劣化が早くなると言われています。
綺麗な状態で保存したいから汚したくないな・・・という気持ちも分かりますが、たまには履くことで寿命を延ばす事につながります。
古いモデルは手に入らないモデルですので、街中で履いていても他の人と被らないですしスニーカー好きに『おっ!!マニアックなモデルじゃん!』と一目置かれるはず!
その分手入れは大変ですが、その分愛着が沸く可愛いヤツですね!笑
押し入れの中でインソールがボロボロ剥がれてしまって履くのを諦めている人はこの方法を試してもう一度履いてみてみてはいかがでしょうか!