「into」と「onto」の使い分け方やニュアンスの違い
「in」や「on」の場合は場所を表しましたが、「to」がついた「into」、「onto」はどのような表現になるのでしょうか?
英語の文章や会話などにたくさん出てくるこの2つの表現方法を今回は勉強していきたいと思います。
「~の中へ」を表現する「into」
「in」の場合は「~の中」という意味ですがtoがついた「into」になると「~の中に」という中に向かってい動いている表現になります。
では例文を見てみましょう。
例文
She is in my home. 彼女は家の中にいる。 She walked into my home. 彼女は家の中に歩いて入っていった。
上の文は「in」ですので家の中にすでにいる様子ですが、「into」に変えると「中に歩いて入っていく」という動きのある表現に変わっていますね。
この様に「to」が付くだけで「~の中に」という文章に変わります。
何かを変化させる役割も出来る「into」
他にも「into」には特定の物や人を変化させる役割もあります。
例文
「イモムシ→蝶」へ変化をする様子 An ugly caterpillar changes into abeautiful butterfly. 醜いイモムシは美しい蝶に変わる
イモムシから蝶への成長による変化の部分に「into」を使っています。
「雨→雪」へ変化する様子 The rain will turn into snow after mid night. 雨は夜中過ぎに雪になるだろう。
雨から雪への変化にも「into」を使って表現していますね。
「~の上へ」を表現する「onto」
「on」の場合は「~の上」という意味ですがtoがついた「onto」になると「~の上に」という上に向かってい動いている表現になります。
では例文を見てみましょう。
例文
My cat is on the roof. 私の猫が屋根の上にいる。 My cat climbed onto the roof. 私の猫は屋根の上に登っていった。
上の文は「on」ですので屋根の上にすでにいる様子ですが、「onto」に変えると「上に登っていく」という動きのある表現に変わっていますね。
この様に「to」が付くだけで「~の上に」という文章に変わります。