ブログやサイトを運営していると他の方の運営しているサイトの記事を引用する事がありますが、正しい方法を行わないと思わぬトラブルに繋がってしまうケースがあります!
最近では大手のキュレーションサイト『MERY』や『WELQ』などが無断転載や引用問題でサイトの記事を公開中止になるという事件がありました。
今回は正しい引用や転載の方法を勉強してみましょう!
記事の正しい引用と転載のルールとは!?
記事を書いていると自分の知識だけではどうしても補えない部分が出てきてしまいます。
専門的な人のサイトやブログの内容が分かりやすくて『この文を使いたい!』という事がありますよね!
でも内容をコピペしてOKという訳ではないんです!むしろコピペだけだと盗作になってしまうので最悪の場合、裁判で裁かれてしまう場合もあります・・・
では一体どのように記事内に文を掲載したらいいのでしょうか?
記事の正しい引用と転載はこの方法
まず、大切なルールとして引用の文章がはっきりと区別出来るようになっているか?というポイントです。
例えば
これは引用の文章です。
これは引用の文章です。
引用元 : 〇〇
このように引用タグを使って引用した事がしっかり分かるように掲載する必要があります。
そして、引用した引用元が分かるように掲載して元の文章を変更することなく掲載することが大切です。
悪質なサイトですと、語尾だけを変えたり文章の順番を組み替えてオリジナルの文章に見せるという行為がありますが、もちろんNGですので注意をしましょう!
画像の転載方法は?
現在多数の著作権がフリー画像のサイトがありますが、著作権がフリーの場合は自由にサイトに掲載しても問題はありません。
しかし、画像を直接リンクをしてしまいますと相手のサーバーに負荷をかけてしまうので自分のパソコンなどに保存をしてから自身のサーバーにアップしてから掲載することがルールになっています。
もし、著作権を放棄していないオリジナルの画像の場合は画像引用元を掲載することが大切です。
画像引用元 : ピクト缶
このようにどこのサイトから画像を引用したかが分かるように画像の下の部分にリンクを作成しましょう。
そして『画像引用』や『引用元』など引用した事がしっかり分かるようにすることが大切です。
ついつい忘れがちになりやすいですので、公開する前にしっかりチェックをしましょう!
勝手に転載された時の対処方法は?
ネット上で自分の記事のパクリや引用の表示が無かった記事を見つけた際は、まずはお問い合わせ欄などから管理者に『削除・公開中止・訂正』の注意をしましょう。
もしかしたら、悪意は無く引用のルールを知らなかっただけという可能性もありますので最初は訂正を求める文章が良いかもしれません。
それでも訂正されなかったん場合は削除依頼や公開中止を求める文章に変えて再度連絡を入れましょう。
それでも音沙汰が無い場合はgoogleに著作権侵害の削除依頼をしましょう!
キュレーションサイトはダメなの?
たくさんの記事を分かりやすくまとめてくれている『キュレーションサイト』と呼ばれるまとめサイトですが、キュレーションサイト自体は非常に便利なサイトで調べたい事の要点を短時間で読めるので決して悪いサイトでは無いと個人的には考えています。
ただ、検索順位の為に引用した文章を改ざんして自分のサイトの文章のように掲載しているサイトは非常に悪質で今回の公開中止したサイトのようになるべきだと思います。
専門家や個人の方が時間をかけて一生懸命書いた記事ですので、掲載する場合は敬意を払って引用をするべきです。
キュレーションサイトも非常に多くなったのですが、良いサイトもあれば悪いサイトもあるという事ですね!
まとめ
大手のサイトが次々に公開中止になる事態に発展しておりますが、今回の件は非常に悪質な例だったのでしょうがないですね!
ネットは表現の自由度が高い分しっかりルールだけは守っていくことが大切です。
『このくらいならいいや!』という安易な考えが大きな問題に発展するので自分を含めてサイトやブログを運営している方はしっかりと注意をして運営を心掛けていくことが大切ですね!